お知らせ
鳥栖三養基医師会新型コロナウイルスサーベイランス 週報及び月報
・週報 (2024年11月1週~2025年1月3週) ・月報 (2023年5月15日~2024年12月) ・5類移行後の報告施設数、陽性者数
第86回鳥栖三養基医師会クリニカルセミナーのご案内
令和 7年 2月 4日(火) 19時00分~20時00分 会場参加・Web参加いずれもWebでの事前申込が必要です。 会場:鳥栖三養基医師会 講堂 締切:1月30日(木) 【WEB…
学術講演会のご案内2025年1月20日(月)
令和 7年 1月 20日(月) 19時00分~20時00分 学術講演会 ● 会場参加・Web参加いずれもWebでの事前申込が必要です。 < 申込〆切は 1月15日(水)> ● お申込みが完了すると、直ぐに受付確認及び…
月刊TOSSに鳥栖三養基医師会立看護高等専修学校の記事が掲載されました
月刊TOSS.巻頭特集 働きながら学ぶ 准看護師への道.2023年9月号.4-5ページ
医師会長あいさつ:鳥栖三養基医師会 会長 原田良策
鳥栖三養基医師会 会長 原田良策
あけましておめでとうございます。特に鳥栖三養基医師会の先生方には、ひとかたならぬ御厚情を頂きありがとうございます。
「チーム鳥栖三養基医師会」として、医療・福祉・介護・看護師育成のために一致団結して、水曜会メンバーの村上副会長・小栁副会長・古賀真貴子理事とともに、「チーム鳥栖三養基医師会」として活動して参りました。
新型コロナウイルスも第11波は一段落しており、昨年と同様に今年の鳥栖三養基医師会の新年会はコロナ予防のマスクをつけずに懇親会を行える新年会となります。新型コロナ下の苦しい時期を過ぎ、鳥栖三養基医師会の会員の先生方の連携をさらに強めていきたいと思っております。
鳥栖三養基医師会は東部医療圏で、佐賀県医療圏ばかりでなく福岡県医療圏と密接に連携しております。そして鳥栖三養基地区の住民のために医療・介護に貢献しております。
鳥栖休日急患センターですが、鳥栖三養医師会が鳥栖市より委託され、内科診療・小児科診療・外科診療を行っております。2次病院として鳥栖市内の病院も外科診療も含めて待機していただいております。医師会の先生たち・久留米大学の先生たちが診療しやすいように努めたいと思います。現在も発熱患者の外来を中心に診療を行っており、インフルエンザと新型コロナの検査体制も充実し、診療に努力しております。
ところで、鳥栖三養基医師会学術講演会は今年から隔月第3月曜日に「ホテルビアントス」にて開催することとなりました。「最先端の研究を専門の教授に講演していただこう」ということで、久留米大学の教授を含めた先生がたに大変お世話になっております。製薬メーカーの協賛が減ってきており、昨年までの毎月の学術講演会は厳しい状況になっており、隔月の開催に変更せざるをえませんでした。
学術講演会の後の懇親会も一部の講演会を除いて現在は、懇親会よりお弁当となっています。
またクリニカル セミナーは今までのように、隔月の第2火曜日に、鳥栖三養基医師会講堂にて専門性の高い第一線の先生たちの講演を開催しております。
この学術講演会や・クリニカル セミナーは、ハイブリッド形式で開催しております。ぜひ講演会・クリニカルセミナーに御参加くださるようにお願い申し上げます。
対策型胃内視鏡検診ですが、対策型胃内視鏡検診も広域化し、鳥栖市のキャッチフレーズの「胃癌の早期発見」に取り組んでおります。鳥栖三養基医師会の消化器内視鏡を診療されている先生たちに頑張ってもらい、胃内視鏡検診が広まることを期待しています。
山口県知事の提唱により佐賀県が始めた佐賀県下中学3年生を対象としたヘリコバクターピロリ菌感染検査および除菌治療事業「未来へ向けた胃癌対策推進事業」も2017年より行われており、今年で9年目になります。毎年ピロリ菌の陽性者に除菌治療行い、将来の胃癌の発生を予防すると思われ、この効果が現れれば、対策胃癌検診の早期癌発見率もそれなりのところで落ち着くのかなと思います。
介護の面では在宅医療連携システムの構築があります。医療と在宅・介護連携事業におきましても東部医療圏の地域包括ケアシステムは都市型に近く、介護施設が在宅より比重が高い状況です。患者の自宅への往診、訪問看護ステーションの充実などで往診の質を高め、在宅できれば施設より自宅での看取りが理想だと思います。昭和20年生まれの段階世代が高齢となり、家族も核家族化していて、いよいよこの10年が高齢者介護の山場のようです。高齢者用施設での介護だけでなく、在宅を主とした主治医や看護ステーションの連携した在宅介護の今後の介護施策が必要です。
そして「かかりつけ医」の役割は大きいと思います。鳥栖三養基医師会では、在宅往診代診支援事業を大園先生・小柳先生を中心に17の医療機関を実働メンバーとして看護ステーションも加えた組織造りを行い、組織として活動を開始しました。県からの予算もおりて、鳥栖三養基医師会員の医療・介護のグループ化・チーム化・訪問看護ステーションとの連携などが活発に広がっていけばよいかと思います。
鳥栖三養基医師会立看護高等専修学校ですが、多くの卒業生が医師会会員の診療所・病院の看護師として、鳥栖・みやき町・基山地区の介護施設の看護師として、地域の活性化のために活躍されています。働きながら准看護師の資格をとることができる貴重な専修学校ですので准看護師を希望する学生が増えて欲しいと思っております。そしてできれば卒業生が鳥栖三養基地区の施設に就職されることを希望しております。
最近准看護師入学者数が減少してきており、全国的に准看護師学校の運営は厳しい状況です。准看護学生の入学が期待できそうな日本の人口層をターゲットにする検討や、日本での就労を希望する外国の看護学生を新入生として向かい入れるなどの検討する時期にきているかと思います。
今年は皆様にとって良い年であることを祈って、新年の挨拶の言葉としたいと思います。
2025年1月1日 鳥栖三養基医師会 会長 原田良策
住所
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