一般社団法人 鳥栖三養基医師会

医療機関のご案内、地域保健医療を支える准看護師の育成

お知らせ

鳥栖三養基医師会新型コロナウイルスサーベイランス 週報及び月報

2023年9月27日

週報 (2023年7月1週~9月3週)        月報 (2023年5月15日~・6月・7月・8月)  

医師会長あいさつ:鳥栖三養基医師会 会長 原田良策

 

鳥栖三養基医師会 会長 原田良策

 

「チーム鳥栖三養基医師会」として、医療・福祉・介護・看護師育成のために一致団結して、水曜会メンバーとともに約4年半活動してまいりました。水曜会のメンバーの大園副会長・和田副会長・村上理事・小栁理事とともに、「チーム鳥栖三養基医師会」として活動して参りました。

特に鳥栖三養基医師会の先生方には、ひとかたならぬ御厚情を頂きありがとうございます。

新型コロナウイルスの影響で今年の鳥栖三養基医師会新年会も昨年と同じくハイブリッド形式の懇親会なしの新年会となりますが、このような厳しい状況においても鳥栖三養基医師会の会員の先生方の連携は保持していきたいと思っております。

鳥栖三養基医師会は東部医療圏であり、久留米地区医療圏と重なっており、佐賀県医療圏ばかりでなく福岡県医療圏と密接に連携しております。そして、その連携ももちろんですが、鳥栖三養基地区の住民のために医療・介護に貢献しております。

2022年8月の新型コロナウイルスCOVID19の感染の第7波が収束したかにみえましたが、11月から新たな「オミクロン変異株」による第8波が若者世代を中心に広がり、国はワクチン接種後5ヶ月目だけでなく、4ヶ月目、3ヶ月目とワクチン接種期間を短縮し、幅広い広い年齢層に12月までワクチン接種を終了する予防接種体制をとっています。ワクチンによる集団免疫と同時に検査体制や治療体制など医療体制の充実のさらなる構築が必要です。

鳥栖休日急患センターですが、鳥栖三養医師会が鳥栖市より委託され、内科診療・小児科診療・外科診療を行っております。2次病院として鳥栖市内の病院も外科診療も含めて待機していただいております。医師会の先生たち・久留米大学の先生たちが診療しやすいように努めたいと思います。しかし2021年9月からは新型コロナの流行により、休日急患センターは、発熱外来を中心とした診療を行っております。そしてまだ現在も発熱外来を中心に診療を行っており、抗原定性検査ばかりでなく、PCR 検査も含め、新型コロナの検査体制を充実し、鳥栖三養基地区に新型コロナの クラスター が発生しないように努力し、日曜、祝日の医療体制の充実に努めています。

ところで、鳥栖三養基医師会学術講演会を毎月第3月曜日に「ホテルビアントス」にて開催しております。「最先端の研究を専門の教授に講演していただこう」ということで、久留米大学の教授を含めた先生がたに大変お世話になっております。また隔月の第2火曜日には、鳥栖三養基医師会講堂にて専門性の高い第一線の先生たちの講演をクリニカル セミナーとして開催しております。この学術講演会 ・クリニカル セミナーは、ハイブリッド形式の講演となりましたが、ぜひ講演会・クリニカルセミナーに御参加くださるようにお願い申し上げます。

対策型胃内視鏡検診ですが、対策型胃内視鏡検診も広域化し、さらにバリウム胃検診の時代から胃内視鏡検診に時代は移ってきています。「胃癌の早期発見」は鳥栖市のキャッチフレーズです。斎藤理事を中心に、鳥栖三養基医師会の若手も含めた先生たちに頑張ってもらい、胃内視鏡検診が広まることを期待しています。

山口県知事の提唱により佐賀県が始めた佐賀県下中学3年生を対象としたヘリコバクターピロリ菌感染検査および除菌治療事業「未来へ向けた胃癌対策推進事業」も2017年より行われており、毎年ピロリ菌の陽性者に除菌治療行い、将来の胃癌の発生を予防すると思われ、この効果が現れれば、対策胃癌検診の早期癌発見率もそれなりのところで落ち着くのかなと思います。

介護の面では在宅医療連携システムの構築があります。医療と在宅・介護連携事業におきましても東部医療圏の地域包括ケアシステムは都市型に近く、介護施設が在宅より比重が高い状況です、昭和20年生まれの段階世代が77歳、78歳と高齢となり、いよいよこの10年が高齢者介護の山場のようですが、在宅できれば施設より自宅での看取りが理想だと思います。在宅往診、訪問看護ステーション充実などの質を高める必要があります。そして「かかりつけ医」の役割は大きくなると思います。鳥栖三養基医師会では、在宅患者の主治医・副主治医や鳥栖三養基医師会員の医療・介護のグループ化・チーム化を考えております。大きな訪問看護ステーションばかりでなく、経験豊富な看護師が立ち上げた小さな訪問看護ステーションが鳥栖には多く、これをいかにリンクさせていくかが鍵だと思えます。

鳥栖三養基医師会立看護高等専修学校ですが、多くの卒業生が医師会会員の診療所・病院の看護師として、鳥栖・みやき町・基山地区の介護施設の看護師として、地域の活性化のために活躍されていて、働きながら准看護師の資格をとることができる貴重な専修学校ですので准看護師を希望する学生が増えて欲しいと思っております。さらに、その准看護師免許取得した学生が、引き続き、働きながら学べる定時制の看護師学校を卒業し、できれば卒業生がそのまま鳥栖三養基地区の医療機関、介護施設、訪問看護ステーションに就職されることを希望しております。

鳥栖市休日救急医療センター

鳥栖市休日救急医療センター

出動医師・二次医療機関
佐賀県鳥栖市本町3丁目1496-1

三養基地区休日在宅当番医

上峰町・みやき町休日在宅医師

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